男性仕分けスタッフ

男性仕分けスタッフ1
最初は大変だった仕分けの仕事。
周囲のフォローで、一月ほどで慣れちゃいました
10年以上、居酒屋などの飲食店で調理や接客をしていました。仕事は楽しかったのですが、一人目の子どもができた時、妻から「一人で子どもを見るのは不安だから、昼間の仕事に変わってほしい」と言われました。妻は携帯ショップで販売の仕事をしていて、子どもができてからも働き続ける予定でした。しかし私は、夜は家にいないし、昼間は仕事に備えて寝ている。このままでは、確かに妻が仕事をしながら一人で子育てをする状態になってしまうと思い、転職を決意しました。昼間の仕事に変わるなら、接客以外の仕事も経験したいと思いましたので、求人情報誌で「倉庫」の仕事を中心に探しました。そこで、日勤で規則正しい時間で働ける、家から車で30分ぐらいと近い、そして、他より給料がよい!と、求める条件にピッタリだったのが、現在の職場であるセブン-イレブンの店舗へ商品を配送するセンターの倉庫での仕事です。扱っている商品は、アイスクリームや冷凍食品、アメリカンドッグなどのフライヤー商品。そのため、倉庫の中はマイナス30度の世界。入社して最初は、ソーターという機械から流れてくる商品を箱に入れる作業を担当しました。他より給料がいいということは、他よりキツイだろうと入社前に覚悟はしていたのですが、正直、最初は予想通りに大変でした。寒いし、寒いのに汗をかくほど動くし。でも、自分より年上の人でも普通にやっているのに「自分キツイっす、ムリっす」とは言えない(笑)。がむしゃらに頑張っているうちに倉庫の寒さには1週間程度、仕事にも1ヵ月程度で慣れることができました。ついでに、ダイエットもできていいことずくめです(笑)。慣れるまでの大変な時期を乗り越えられたのは、周囲のフォローがあったから。明るく元気で気持ちのよい先輩たちのおかげだと、感謝しています。
男性仕分けスタッフ2
大量の商品を運んで、早くキチンと仕分けが
できると達成感!
ソーターから流れてくる商品の箱詰めを担当して2週間ぐらいが経った頃。先輩から「おまえ動けそうだから、アイスの仕分けをやってくれ」と言われました。そして「いつかはアイスのリーダーをやってもらおうと思っている」とも。うちの倉庫ではアイスが一番量も種類も多いんですよ。特に夏場は「毎日、こんなにアイスを食べている人が居るのか!」と思うぐらい。そこのリーダーをやってほしいというのは毎日の仕事ぶりを認めてもらえた、信用してもらえたということだと思って、嬉しかったですし、より一層頑張ろうと思いましたね。1年ほど経って、アイス部門のリーダーになったら、今度はセンター長から「乗る気があるなら、フォークリフトの免許取ってみない?」と声をかけていただきました。もちろん喜んで免許を取らせていただくことにしました。フォークリフトの免許を取ること自体はそう難しくなくて、1週間ほど教習所に通って取得できました。でも、免許を取っただけでスイスイ仕事をこなせるわけではなく、その後、倉庫内で運転をしながら経験を積んで、フォークリフトでの作業に徐々に慣れていきました。慣れない期間も周囲は温かく見守ってくれて、助かりました。そして今は、フォークリフトに乗りつつ仕分けも行っています。9時に出社して、アイスなどの商品を隣の倉庫から運び、仕分けができる状態にする。この大量の商品をどこにどう配置すれば庫内に収まるか、仕分け作業がしやすいか、考えることが多く、頭を使います。「あまり高く重ねるとフォークリフトを動かせる人がいない時に困るから、もうちょっと低めにしよう」などと考えながら、商品の配置を工夫しています。そして、お昼からは本仕分けがスタートするので、午後は仕分けをしながら片づける商品があればフォークリフトで動かす、といった感じです。大量の商品が庫内にきちんと収まった時や、「この商品量なら、このぐらいの時間で作業が終わるだろう」と思ったよりも早く仕事が終わると、気持ちがいいですね。特に「こんなにたくさん!?、どうする?」というぐらい大量の商品を、手早くキッチリ仕分けし終えると、すごい達成感です。気持ちいいですよ!
男性仕分けスタッフ3
自分のペースで、自分の考えで仕事ができる。
倉庫の仕事は自分に合っている
気づいたら仕事を始めてから6年も経っていて、結構、古株になってきました。先輩として、リーダーとして、周囲のスタッフに気を使うように努めています。倉庫全体を見て、人が足りないところにスタッフを配置したり、自分が率先して入ったり。また、寒い倉庫内での作業なので2時間に1回は休憩を取ることになっているのですが、体調が悪そうなスタッフがいたらそれよりも早く休ませるように気をつけています。具合が悪くなったら大変ですからね。新しく入ったスタッフに仕事を教えるのも私の役目。身長や体力に合わせて、合ったポジションに入ってもらえるようにいろいろと考えています。女性なら、軽めの冷凍食品がいいかな、とか。ちなみに、倉庫内での仕分けというと男の職場といったイメージを持っている人もいるかも知れませんが、うちの倉庫は3割ぐらいが女性。それほど重い商品がないから女性でも大丈夫ですし、よく働いてくれる人が多くて助かっています。お客さんの顔を見て求めているものをピンポイントで提供する居酒屋のような接客業も楽しかったのですが、今では、こういう職場の方が自分には合っているかな、と思っています。自分のペースで、自分の考えで仕事ができる自由さが、私は好きです。また、事故が起きないように、フォークリフトの操作中は、移動する延長線上で作業している方がいると、少し強めに注意されることもありますが、お互いに気をつけあってサッパリして明るいスタッフが多いのも、働きやすい雰囲気を作っているのかなと思います。事務所の方々も現場が仕事をしやすいようにいつも気を配ってくださいますし、本当に人に恵まれた職場で、気持ちよく働けています。やる気がある方にはぜひオススメしたいですね。

※2017年1月時点の情報を元に作成しております。